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寒暖差疲労ってどんな状態?

column

2024.05.22
  • コラム

朝晩と日中の温度差が大きい日が続きますが、このような日が続くと体調を崩してしまう方も多くいらっしゃいます。

風邪を引いたりお腹を壊したり、といった症状だけでなく、この時期は身体のだるさ・疲労感に悩まされるという声が非常に多くなります。

 

今回は、この時期特有の不調「寒暖差疲労」について解説していきます。

 

寒暖差疲労とは

寒暖差疲労は、季節の変わり目や日中と夜間の気温差が激しい時期に、体が気温の変化に対応できずに疲労感や体調不良を感じる状態を指します。

気温差が大きいと自律神経が乱れやすくなり、体温調節がうまくできなくなることで様々な症状が現れます。

 

寒暖差疲労で起こりやすい症状

寒暖差疲労は、多様な症状を引き起こすことがあります。主な症状は以下の通りです。

 

  • 全身のだるさ、疲労感
  • 頭痛やめまい
  • 肩こり、首こり
  • 寝つきが悪い、睡眠の質が悪い
  • 食欲不振、胃もたれ
  • 手足の冷え、むくみ
  • 不安感やイライラ、落ち込み

 

これらの症状がはっきりと現れる場合もあれば、なんとなく不調が続いている、なんとなくいつも通りの調子が出ない、といった方も寒暖差疲労の影響が考えられます。

 

寒暖差疲労の原因

寒暖差疲労の主な原因は、自律神経の乱れです。

自律神経は、交感神経と副交感神経からなり、体温調節や心拍数、消化などの機能を無意識に調節します。気温の変化が激しいと、自律神経が過剰に働くため、バランスが崩れやすくなります。

 

具体的には、以下のような原因が考えられます。

 

  • 急激な気温の変化:急激な温度変化に体が適応できないため、自律神経が乱れます。
  • 不規則な生活習慣:睡眠不足や不規則な食事、運動不足が自律神経に悪影響を与えます。
  • 心理的ストレス:心理的なストレスも自律神経のバランスを崩す要因となります。

 

寒暖差疲労の対処法

寒暖差疲労を防ぐためには、以下の対処法が効果的です。

 

1. 適切な服装:

   気温の変化に対応できるよう、重ね着を心掛けましょう。朝晩の冷え込みには軽いジャケットやカーディガンを持ち歩くと便利です。

 

2. バランスの取れた食事:

   栄養バランスの良い食事を摂ることで、体の免疫力を高め、自律神経の働きを助けます。特にビタミンB群やマグネシウムを多く含む食品(例:魚、ナッツ、緑黄色野菜)を意識して摂取しましょう。

 

3. 規則正しい生活:

   規則正しい睡眠と適度な運動は、自律神経のバランスを保つために重要です。毎日同じ時間に寝起きし、適度な運動を習慣化しましょう。

 

4. ストレス管理:

   ストレスを軽減するために、リラックス法を取り入れましょう。深呼吸や瞑想、趣味に時間を費やすことで心を落ち着かせることができます。

 

5. 適度な入浴:

   入浴は血行を促進し、体を温めることで自律神経の働きを整える効果があります。ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、リラックス効果も得られます。

 

 

なかなかとれない不調には、疲労回復・風邪予防点滴を

寒暖差疲労は、気温の変化が大きい季節に多く見られる症状で、自律神経の乱れが主な原因となるため、規則正しい生活、ストレス管理はもちろん、バランスの取れた食事で栄養素をしっかり取り入れることも重要です。

 

日頃の食事にあまり時間をかけられない人、偏った食事をしがちな人は、疲労回復・風邪予防点滴がおすすめです。

 

食事でとりきれないビタミンなどの栄養成分をしっかり補給してあげることで、なんとなくとれない頑固な疲労感を改善することができます。

 

寒暖差疲労による体調不良でお困りの方、疲労回復・風邪予防点滴で身体の調子を整えたい方は、お気軽に当院までご相談ください。

 

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