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甲状腺内科

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首の腫れが気になる方

甲状腺はくびの中央にあり、蝶ネクタイのような形をしたちいさな臓器です。
代謝を調節する役割をもつ甲状腺ホルモンをつくっており、ホルモンを必要とするからだの様々な部位にこれを届けています。

甲状腺の病気

甲状腺の病気は大きく分けると①大きさの異常、②甲状腺ホルモンの異常、③甲状腺内の腫瘍の3つに分けることができます。

くびの腫れ(大きさの異常)

学校や会社の健康診断で見つかることも多い異常です。
たしかに、甲状腺が大きくなると、くびの形に影響がでてくる場合があります。

くびの腫れ=甲状腺の病気、とご心配される方が多いかと思いますが、異常をいわれたからといって必ずしも病気とは限りません。
まずは、医療機関を受診して、診察と超音波検査を受けられることをおすすめします。

甲状腺のホルモンの異常

甲状腺のホルモンの異常では、ホルモンの量が過剰となる場合と、少なくなる場合があります。
何らかの原因により、甲状腺から放出されるホルモン量が多くなると、過剰に届けられたホルモンによって、発汗過剰、動悸、体重減少などの症状がおこる場合があります。

くびの腫れ=逆に甲状腺から放出されるホルモン量が少なくなると、発汗低下、むくみ、体重増加などの症状がおこる場合があります。

甲状腺の腫瘍

甲状腺の腫瘍は、甲状腺の働きを調べる際の検査や、人間ドックや検診等で撮影されたCTなどで偶然発見される機会も多い疾患です。

ほかの腫瘍同様に、良性の腫瘍とがんに分けられ、腫瘍の種類や大きさ、腫瘍を構成している細胞の特徴によって治療方針が決められます。

甲状腺の主な病気

バセドウ病

橋本病

甲状腺乳頭がん

亜急性甲状腺炎

化膿性甲状腺炎

機能性結節

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甲状腺の検査(くびの検査)について

血液検査

甲状腺ホルモンの評価

測定する項目
F-T4,F-T3,TSH

くびの腫れ=甲状腺の働きを、調べたい場合には、F-T4あるいはF-T3というホルモンを測ることが一般的です。これらのホルモンは甲状腺内で合成され、血液中を循環しています。

たんぱく質とくっついていないタイプの甲状腺ホルモンを測定することによって、より鋭敏に甲状腺の働き(状態)を評価できます。

また、F-T4あるいはF-T3の測定とあわせて、TSHというホルモンを評価することが一般的です。
TSHというホルモンは甲状腺刺激ホルモンと呼ばれ、甲状腺の働きを外から調整しているホルモンです。脳の組織の一部である下垂体という組織から、いくつかのホルモンと一緒につくられて、甲状腺の働きを大変細かく調整しています。
F-T4やF-T3とTSHを同時に評価することで、甲状腺の働き(状態)に異常が見られた場合に、甲状腺そのものに異常があるのか、甲状腺以外が原因であるかを推測するのに役立ちます。

腫瘍マーカー(がんマーカー)

測定する項目
サイログロブリン、CEA、カルシトニン、IL-2Rなど

くびの腫れ=腫瘍の種類によって様々なマーカーがあります。
すでにがんと診断されている場合やがんが疑われる場合には治療の経過や診断の補助として有用となります。

一方で、多くの腫瘍マーカーと同様に、この指標だけに異常があるからといってがんがあるとは限りません。
測定された場合には、結果をどのように解釈するかが重要となります。
ご不安な場合は、医療機関でご相談ください。

自己抗体の評価

測定する項目
甲状腺受容体抗体(TRAb)、サイログロブリン抗体

バセドウ病や橋本病の診断時、病勢の評価などの際には、各疾患に特徴的な甲状腺自己抗体を測定します。

検査を受けられる皆様へ

甲状腺ホルモンの評価では、絶食でご来院いただく必要はございません。

血液検査でご気分が悪くなられる方は、横になって採血をさせていただくことも可能です。ご希望の場合は、検査前にお申し出ください。

甲状腺超音波検査

甲状腺ホルモンの評価

測定する項目
F-T4,F-T3,TSH

くびの腫れ=甲状腺の働きを、調べたい場合には、F-T4あるいはF-T3というホルモンを測ることが一般的です。これらのホルモンは甲状腺内で合成され、血液中を循環しています。

たんぱく質とくっついていないタイプの甲状腺ホルモンを測定することによって、より鋭敏に甲状腺の働き(状態)を評価できます。

また、F-T4あるいはF-T3の測定とあわせて、TSHというホルモンを評価することが一般的です。
TSHというホルモンは甲状腺刺激ホルモンと呼ばれ、甲状腺の働きを外から調整しているホルモンです。脳の組織の一部である下垂体という組織から、いくつかのホルモンと一緒につくられて、甲状腺の働きを大変細かく調整しています。
F-T4やF-T3とTSHを同時に評価することで、甲状腺の働き(状態)に異常が見られた場合に、甲状腺そのものに異常があるのか、甲状腺以外が原因であるかを推測するのに役立ちます。

どんな検査?

超音波検査装置で甲状腺を観察する検査です。
エコーゼリーを使用するだけですので大人から子供まで安心して検査をうけていただけます。

何がわかる?

まずは全体の観察から
甲状腺の超音波検査では、甲状腺の大きさや厚み、内部の様子を観察します。
病気のないひとの甲状腺を超音波で観察すると、全体的に均一できめの細かい甲状腺の様子が観察されます。何らかの原因で甲状腺の働きに異常がでてくると、大きさに変化かでてきたり、甲状腺の内部の様子に変化が観察されるようになります。

腫瘍がみられたら
甲状腺内に腫瘍が見られた場合には、サイズと腫瘍の中の様子を細かく観察します。
甲状腺は比較的小さな臓器ではありますが、甲状腺の腫瘍には、様々な種類があります。

腫瘍が見つかった場合は、
正常の部分と比較してくっきりと滑らかな印象か?
内部の様子はどうか?石のように固い部分はないか?
外側には薄い膜があるか?
甲状腺の外側にとびだしていないか?

などを超音波でチェックしています。

甲状腺周囲の観察

副甲状腺
頸部のリンパ節
唾液腺

甲状腺のすぐうしろには副甲状腺という小さな臓器が隠れています。
副甲状腺はカルシウムの代謝にかかわる大切な臓器で、複数存在します。
通常5mm以下の小さな臓器ですが、大きくなっていないか確認します。

検査を受けられる皆様へ

検査当日は、襟もとに余裕のある服装でおこしください。
くび周囲に少量のゼリーが残る場合がございます。ご心配の場合は、ハンドタオル等をご用意ください。
甲状腺をよく観察するために、少しくびをうしろに反らしていただく場合があります。くびにご病気をお持ちの方は検査前にお申し出ください。

穿刺吸引細胞診(FNA)

どんな検査?

甲状腺に針をさして、細胞を採取して異常の原因を調べる検査です。
使用する針の太さは、採血の際に使用する針の太さと同じで、外来で実施可能です。
腫瘍の診断以外にも、大きくなったのうほう(嚢胞)の内部から液体成分を抜き出す際にも行われます。

何がわかる?

見つかった腫瘍が、がん(乳頭がん)であるかどうかを判断します。
主に1cm以上の細胞成分を含む腫瘍が対象となります。
がんが強く疑われる場合は、5~10mmの大きさでも検査をおこなう場合があります。

検査のながれ

甲状腺は皮膚の表面から浅いところにある臓器です。
針をさす場合は、局所麻酔は行わずに検査を行います。

腫瘍の状態にもよりますが、通常1~3回針で細胞を採取します。
異常が疑われる部位に針を指す場合は、超音波で異常の部位を確認しながら実施します。

針をさした部位に問題がなければ、絆創膏を貼って終了です。

合併症は?

超音波をガイドとして使用するため安全な検査ではありますが、針をさした部位の赤みや腫れ、軽度の出血が起こる場合があります。

結果がでるまでの日数

結果までは通常1〜2週間かかります。

がんと診断されたら

検査でがんと診断された場合で、手術が望ましいと判断される場合には、甲状腺手術を専門とする医療機関へご紹介いたします。
ご希望の紹介先がございましたら遠慮なく医師へお伝えください。

検査が難しい場合は?

がんの確定診断にはこの検査が通常はファーストチョイスとなりますが、さまざまな理由によって、この検査が難しい場合は、超音波検査で経過をみていくか、手術をするかを専門医が判断します。

検査を受けられる皆様へ

検査直前の飲食はお控えください。
検査当日は、襟もとに余裕のある服装でおこしください。
くび周囲に少量のゼリーが残る場合がございます。ご心配の場合はハンドタオル等をご用意ください。
甲状腺をよく観察するために、少しくびをうしろに反らしていただく場合があります。くびにご病気をお持ちの方は検査前にお申し出ください。

低線量CT検査

甲状腺のみの異常では、CT検査が必要となるケースは通常はありません。

しかし、甲状腺以外に異常が疑われる場合には、CT検査が有用なことがあります。

当院では、被ばく量の少ない低線量のCT検査機器を設置し診療に役立てています。

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定期通院をご希望の方

当院では、甲状腺疾患による定期通院に対応しています。
他院にて甲状腺疾患による通院が必要と診断された方、他院からの転院をご希望の方などのご相談・ご予約はお気軽にお問合せください。

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医療機関の皆さまへ

当院では、甲状腺に関する診察・検査が即日で実施可能です。
患者様の紹介等に関するご相談・ご予約はお気軽にお問合せください。