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梅雨時期の不調の原因と改善方法|低気圧不調・脱水症状への対策とは?

column

2025.05.22
  • コラム

梅雨の季節になると、なんとなく体がだるい、頭が重い、やる気が出ないなど、「梅雨時期の不調」に悩まされる人が増えてきます。

特に「低気圧による不調」や「脱水症状」は、この季節特有のトラブルとして知られています。

今回は、梅雨時期に起こる身体の不調の原因と、効果的な改善方法について詳しく解説します。

 

梅雨時期に体調が悪くなる主な原因とは?

1. 低気圧による自律神経の乱れ

梅雨時期は、天候が不安定になり、気圧が低下しやすくなります。低気圧が続くことで自律神経のバランスが崩れ、頭痛やめまい、倦怠感、不眠などの症状が出やすくなります。特に女性はホルモンバランスの影響も受けやすく、体調の変化を強く感じることが多いです。

 

2. 湿度による体温調節機能の低下

湿度が高いと、汗が蒸発しにくくなり、体温調節がうまくいかなくなります。その結果、熱が体内にこもり、疲労感や頭痛、集中力の低下といった症状が現れやすくなります。

 

3. 脱水症状にも注意が必要

梅雨といえば雨ばかりで水分補給を怠りがちですが、実はこの時期でも脱水症状に陥るリスクがあります。湿度が高いと汗をかいても気づきにくく、知らず知らずのうちに体内の水分やミネラルが失われてしまいます。特に室内に長時間いると、エアコンによる乾燥でさらに脱水が進むこともあるため、注意が必要です。

 

 

梅雨時期の不調を改善する5つの方法

1. 規則正しい生活で自律神経を整える

自律神経の乱れは、生活リズムの乱れと密接に関係しています。毎日の起床・就寝時間を一定に保ち、バランスの取れた食事と適度な運動を心がけることで、自律神経の安定につながります。特に朝の光を浴びることは体内時計を整えるのに有効です。

 

2. 天気に応じて行動パターンを調整する

低気圧が近づく日は無理をせず、体をゆっくり休めるスケジュールを意識的に組むことが大切です。雨が多い日は室内での軽いストレッチや深呼吸、ヨガなどを取り入れ、心身のリラックスを促しましょう。

 

3. 水分とミネラルをこまめに補給

梅雨時期は、ジメジメと湿度も温度も高い時期ですので、自分が思っている以上に汗をかいていることが多いです。1日1.5〜2リットル程度の水分補給を意識し、スポーツドリンクや麦茶、味噌汁などミネラルを含む飲料や食品を取り入れましょう。カフェインやアルコールは利尿作用があるため、過剰摂取は避けてください。

 

4. 湿度と温度の管理を徹底する

自宅や職場では、除湿器やエアコンの除湿機能を活用して、湿度を50〜60%程度に保つことが理想的です。高湿度を避けることで、体のだるさや不快感を軽減できます。空気の循環を良くするため、換気扇や扇風機の併用もおすすめです。

 

5. 栄養バランスの良い食事で体調維持

ビタミンB群やビタミンC、マグネシウムなどは、自律神経を整えたり、疲労感を回復するのに効果的な栄養素です。納豆、バナナ、豚肉、緑黄色野菜、海藻類、梅干し、レモンなどを積極的に取り入れた食事で、体調を内側からサポートしましょう。

 

 

梅雨時期におすすめのセルフケア習慣

梅雨時期に、ぜひご自身で実践いただきたいセルフケアとして、下記のようなものがあります。

日頃の生活習慣を整えることで、梅雨時期に不調で悩みにくい身体づくりを心がけてみましょう。

 

  • 朝起きたら白湯を1杯飲む:代謝が上がり、自律神経の働きが活性化。
  • 就寝前の深呼吸とストレッチ:副交感神経が優位になり、快眠をサポート。
  • 天気アプリで気圧の変化を把握:前もって予定を調整する習慣づけ。

 

梅雨時期の不調には、生活改善とビタミン補給を

梅雨の季節は、低気圧や湿度、隠れた脱水症状などによって体に様々な不調が現れやすい時期です。しかし、正しい知識と予防法を身につけることで、快適に過ごすことは十分可能です。

自律神経を整え、水分とミネラルをしっかり補い、生活習慣を見直すことから始めてみましょう。心と体のバランスを保ちながら、梅雨を健やかに乗り切るヒントとして、ぜひ参考にしてください。

 

生活習慣の改善だけではなかなかとれない疲労感やだるさには、当院の高濃度ビタミンC点滴がおすすめです。

食事で取りきれないビタミンCを点滴で補給してあげることで、抗酸化作用がはたらいて疲労回復が見込めます。梅雨時期の不調でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

 

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