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疲労感、だるさ、不眠…。その不調の原因は秋バテかも?

column

2024.10.23
  • コラム

10月も後半だというのに、日中は30度近い気温を記録するほど暑い日がまだまだ続いている今年の秋。

その一方で、朝晩は10度台の冷え込んだ日も増えており、1日の中での寒暖差も非常に大きいですよね。

そんなこの時期に気をつけたいのが、秋バテ。

秋バテとは一体どんな症状なのか、原因や対策についても解説していきます。

秋バテとは?

秋バテとは、秋の季節に起こりやすい不調のことをさします。

日によって気温差が大きかったり、1日の中でも最低気温と最高気温の温度差が大きいことが原因で、不定愁訴と呼ばれる体の不調を感じることが特徴です。

不定愁訴とは、はっきりとした原因がないものの、体にあらゆる不調を感じることをいいます。

秋バテを起こした方も、なんとなくしんどいという状態が続いているものの、病院では原因が特定されづらいために、不調の改善方法がわからずツラい思いをされているというケースが多いです。

秋バテで起こりやすい症状

秋バテになると、実際どのような症状を引き起こしやすくなるのでしょうか。

具体的には、以下のような症状に悩まされるケースが多いです。

身体的な不調

・疲労感

・だるさ

・睡眠障害(不眠・眠りが浅い・朝起きづらい)

・頭痛、偏頭痛

・肩こり、首こり

・関節痛、腰痛

精神的な不調

・不安感

・やる気が出ない

・抑うつ感

・イライラ感

 

秋バテが起こる原因

秋バテを起こしてしまう原因には、以下のようなものが挙げられます。

気温の変化が大きい

季節の変わり目である秋は、朝晩は布団をかぶらないと寒いほど冷え込むかと思えば、日中は半袖でも過ごせてしまうという日も。

1日の中でこれほど大きな気温差があると、体内の自律神経が乱れやすくなり、体の不調を起こしてしまいます。

 

日照時間の減少

夏に比べて秋は日照時間も短くなりますので、必然的に太陽を浴びる時間が減り、睡眠を安定させるセロトニンというホルモンが体内で作られにくくなります。

そのため、不眠などの睡眠障害に悩まされるケースも出てきます。

 

気圧の変化が大きい

秋は台風や秋雨などが発生しやすい時期で、低気圧による不調も感じることが多いです。

季節関係なく、低気圧による症状で悩まされる方はたくさんいらっしゃいますが、特に秋の時期に起こる気圧の変化は、その他の気温の変化等とあいまって、より一層むくみやだるさ、頭痛といった不調を起こしやすくなるため注意が必要です。

 

夏の生活習慣の乱れ

夏の間は、冷たい飲み物をガブガブ飲んだり、クーラーをつけっぱなしにしたり、入浴もシャワーのみで済ませたりしていたという方は多いかと思います。

しかし、秋になってもこの習慣をついつい続けてしまっていては、体に大きな負担となります。

自律神経の乱れを引き起こしてしまうだけでなく、胃腸の冷えにもつながり、食欲低下や下痢・便秘などの消化器系の不調にもつながるため、注意が必要です。

 

今からできる、秋バテ対策とは

秋バテを軽減するには、自律神経の働きを整えることが最優先です。

自律神経を整えることができる対策としては、以下のようなものが挙げられます。

 

規則正しい生活

まず第一に、規則正しい生活を心がけましょう。

睡眠時間は1日6〜8時間を目安に、夜ふかししてスマホやPCを見ることを控え、早めに就寝することが大切です。

また、朝起きた際にはまずカーテンを開け、太陽の光を浴びてコップ一杯の水(白湯)を飲むという習慣を意識してみてください。

 

運動とストレッチの習慣

適度な運動習慣は、自律神経の乱れを軽減するために非常に有効です。

運動習慣がない方は、無理に激しい運動を行うのではなく、ウォーキングや軽いジョギング、ストレッチなどから始めてみてください。

目安としては、まずは1日30分程度のウォーキングと、お風呂上がりのストレッチを10分程度からスタートしてみることをおすすめします。

 

入浴は湯船に浸かる

入浴はシャワーで済ませているという方は、ぜひこの機会に湯船に浸かる習慣を意識してみてください。

できれば毎日湯船に10分〜15分程度は浸かるようにしましょう。

温度は高すぎると交感神経を高めてしまい、寝つきづらくなる恐れもありますので、40度程度のぬるめのお湯にゆっくりと浸かってリラックスすることを意識することが大切です。

好きな香りの入浴剤や、デトックス効果のあるバスソルトを一緒に入れると、癒し効果やむくみ改善を促してくれるので、日々の入浴が楽しくなりますよ。

 

ビタミンを意識した、バランスの良い食事

1日3食、バランスを意識した食事をとることも非常に大切です。

特に、自律神経が乱れて疲労感が溜まっているときには、ビタミンB群を積極的に摂ることがおすすめ。

豚肉や玄米、レバー、ほうれん草、さつまいもなどに多く含まれていますので、これらの食材を毎日何かしら食べるよう意識してみるのも良いです。

 

また、体内の免疫力を向上させるためにはビタミンCとEの摂取も重要。

ブロッコリーやじゃがいも、キャベツなどの野菜をはじめ、フルーツ類もおすすめです。

 

 

食事で摂りきれないビタミンは、点滴治療で補給を

日々の生活改善を意識しているものの、なかなか疲労感が取れない、風邪をひきやすくて困っているという場合は、食事で摂りきれていないビタミンや栄養素を点滴で補給することで、体の調子を改善しやすくなります。

例えば、疲労感や免疫力の低下を改善したいという場合は、ビタミンB群やビタミンCを豊富に補給できる「疲労回復点滴」がおすすめです。

 

疲労回復・風邪予防点滴はこちら

健康美容点滴の一覧はこちら

https://grandclinic.or.jp/category/drip

 

当院では、内科専門医が在籍しておりますので、一人ひとりの体調に合わせて、最適な点滴を医師がご提案することも可能です。

秋バテによる不調でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

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