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いびきが大きい人は要注意!睡眠時無呼吸症候群の症状と診察について

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2024.07.25
  • コラム

テレビやネットでよく目にする「睡眠時無呼吸症候群」という言葉。

名前は知っているけれど、いまいちどんな病気かよくわかっていない方も多くいらっしゃいます。

 

「自分のいびきが大きくて、妻がうるさいと言っている」

「寝ている時、息が止まっていると言われたことがある」

「寝起きのだるさや、夜中に目が覚めるのをなんとかしたい」

 

といった悩みを抱えている方は、もしかすると睡眠時無呼吸症候群を引き起こしているかもしれません。

 

今回は、そんな睡眠時無呼吸症候群について詳しく説明していきます。

 

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群とは、一晩に30回以上あるいは1時間に5回以上、息が止まっている状態(無呼吸状態)がみられる症状のことを指します。

無呼吸状態は、10秒以上呼吸が止まっている状態のことを指し、これが何度も起こることで体への負担が大きくなり、下記のような合併症を引き起こす恐れがあります。

・脳卒中

・狭心症

・心筋梗塞

・高血圧症

また、何度も無呼吸状態になることで睡眠の質自体が下がり、何度も夜中に目が覚めてしまったり、寝起きに疲れやだるさを感じやすくなったりするといった特徴もあります。

 

現在、日本では約200万人が睡眠時無呼吸症候群に罹患しているとされ、その中でも男性の罹患者数は女性の2倍〜4倍に値するほど、男性に多い疾患になります。

 

なお、女性では閉経後に症状を引き起こす方が多いため、中高年の女性は十分注意が必要です。

 

 

睡眠時無呼吸症候群になりやすい人

睡眠時無呼吸症候群になりやすい人の特徴としては、以下のような項目が挙げられます。

 

・ほとんど毎日いびきをかいている

・BMIが25以上の肥満体型である

・高血圧である

・寝つきは悪くないが、夜中に目が覚めることが多い。

・朝起きても、疲れやだるさが取れていない。

・寝ている時に息が止まっていると指摘されたことがある。

 

上記に当てはまる数が多い方ほど、睡眠時無呼吸症候群のリスクが高い・あるいはすでに発症している恐れがあると考えられますので、早めの診察をおすすめします。

 

睡眠時無呼吸症候群を引き起こす原因

睡眠時無呼吸症候群を引き起こす原因には、以下のようなものが挙げられます。

 

・肥満傾向

・よく飲酒する

・下顎が小さい

・舌や舌の付け根が大きい

・鼻炎で口呼吸になりやすい

 

もっとも多い原因の一つは、肥満です。

健康診断で肥満あるいは肥満予備軍と指摘され、かつ飲酒が好きだという方は発症リスクが非常に高いため、一度は検査でチェックしておくことを推奨します。

 

また、肥満でなくても生まれつき下顎が小さい方、舌が大きく分厚い方、鼻炎体質の方などもリスクが高まりますので、注意が必要です。

 

睡眠時無呼吸症候群の診察と治療

睡眠時無呼吸症候群は、最悪の場合突然死にもつながるため、放置は禁物です。

 

睡眠時無呼吸症候群かも?と思った方は、お近くのクリニックでまずは診察を受けられることをおすすめします。

クリニックでの診察は、医師による問診をもとに、睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は睡眠時に着用する検査機器をご自宅にお持ち帰りいただきます。

この検査機器をつけたままいつも通り睡眠をとっていただくことで、睡眠時無呼吸症候群かどうかをチェックすることができます。

検査の結果、睡眠時無呼吸症候群だと診断された場合は、マウスピースを装着したり、CPAP療法(経鼻的持続陽圧呼吸療法)でエアチューブを装着しながら気道を確保するなど、症状に合わせた方法で無呼吸症状を改善していきます。(稀に、重症の場合は外科的手術を推奨する場合もございます。)

 

その後、睡眠レポートを定期的にチェックしながら、呼吸の改善が確認できれば、治療は完了となります。

 

睡眠時無呼吸症候群については、保険診療となっており、当院でもご受診いただけます。

気になる方は、お気軽にご相談くださいね。

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