恥ずかしい?みんなやってる?40代〜60代で急増している介護脱毛とは
column
- コラム
「介護脱毛をした友人がいるけれど、一体どんな感じなの?」
「もう若くないのに脱毛に通うのはちょっと恥ずかしい…」
テレビCMやネット広告などを中心に、医療脱毛自体をご存知の方は多くいらっしゃるかと思います。
多くの広告が若い男女のスベスベな肌をイメージとして利用していることもあり、脱毛は若い世代の男女が美容目的で通うものだという認識が強くあります。
実際に、大阪市内でも多くの医療脱毛クリニックが存在しますが、その多くは若い世代の脱毛をメインとしたクリニックです。
しかしここ数年、中高年の方が医療脱毛を利用するケースが急増しています。もちろん、美容目的での脱毛をされる方もいらっしゃいますが、「介護脱毛」が目的で医療脱毛を受けられる方が増えているのです。
この「介護脱毛」について、今回は詳しくご紹介していきます。
介護脱毛とは
介護脱毛とは、将来自分が介護される側になった際に、排泄時や清拭時になるべく介護者へ負担をかけないようにしたり、少しでも長く自分自身の体を清潔に保ってストレスを軽減したいという考えから、陰部(V・I・O)の毛を脱毛しておくことをいいます。
年齢を重ねると、誰しもいつか介護が必要になります。
また、突然の病気や事故で体に障害を抱え、突如介護が必要になるケースだってあります。
実際に、アンダーヘアが残っていると以下のようなトラブルが起こりやすくなります。
- 汚れが付着しやすく不潔になる
- 毛の汚れが原因で、皮膚がただれたり湿疹が出やすい
- においが残りやすい
- 介護する側の負担が増え、介護される側も不快な思いをする
健康なうちは、自分でトイレに行ったり毎日お風呂に入ったりできるので、アンダーヘアがあっても陰部を清潔に保つことができます。
しかし、体が不自由になるとオムツで排泄処理をしたり、毎日入浴できなくなったりすることで必然的に陰部のケアが大変になります。
毛に汚れが絡みついたり、においが残ったりすることで介護者だけでなく介護される本人も不快な思いをしてしまうことが増えてしまうのです。
身体を清潔に保つことは感染症などから身を守ることにも繋がりますし、何より自分自身が気持ちよくストレスなく過ごすためにも、老後に向けた介護脱毛は大切だと考えられます。
男性・女性ともに介護脱毛に対する意識が高まっている
リゼクリニックの調査によると、2020年と2023年を比較すると、介護脱毛に対する認知度は男性で7.9倍増加、女性で2.8倍増加しています。
また、男性では6割以上の方が、女性では8割近くの方が介護脱毛をやりたいと考えていることも報告されています。
すでに身近な家族や友人で、介護脱毛をしたという声を聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
この数年で、男性女性ともに一気に介護脱毛に対する意識が高まってきているのが現状です。
参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000020081.html
実際に介護脱毛を決意した人の声・口コミ
介護脱毛が将来的にメリットのあることだというのは分かっていても、なかなかその一歩を踏み出せないという方も多くいらっしゃいます。
実際に介護脱毛をした方がどういうきっかけで、どんな思いをもって介護脱毛をしたのか、リアルな声を紹介します。
・私もばあちゃんの介護の時にアンダーヘアがない方が…ってお下の世話する時に何度も思ったから、自分もVIO脱毛したよ〜
・同僚と介護脱毛の話をしているとすでに実践した人もあり、自分も早く脱毛したいと思う
・近所に住む重度障害のある青年がVIOの脱毛をしているとお母様から聞いた!意識高い!とビックリしたけど介助するのに毛は無い方がやりやすいんだって。介護脱毛という言葉があるそうな。やるかどうか真剣に考えちゃうな〜
・介護脱毛始めることにした。誰かのお世話になる時に(もちろんなるべくなりたくないけど)少しでも負担が少なくなるように…お互いのために。
X内の投稿より抜粋
介護脱毛に通うのは恥ずかしくない?
介護脱毛に興味を持っても、どうしても考えてしまうのが「恥ずかしさ」について。
「恥ずかしい」と感じる方の理由を大きく二つに分けると
- 脱毛クリニックの待合は若い子ばかりで、自分だけ浮いてしまいそう
- 中高年になってから施術するのに抵抗があり、恥ずかしい
の2種類が多いです。
脱毛専門クリニックではなく、脱毛を併設する内科や皮膚科がおすすめ
若い女性をモデル起用した大手の脱毛専門クリニックなどでは、どうしてもその若い世代の女性が多く来院するため、40代以降で来院することに抵抗を感じてしまう方も多いです。
40代以上で初めて脱毛をする方は、そういったクリニックよりも一般内科や皮膚科を診療するクリニックで、脱毛を併設しているところはないか探してみることをおすすめします。
一般診療を行っているクリニックであれば、患者の層は幅広く、年齢差による恥ずかしさを気にしなくて済みます。院内の雰囲気も、脱毛専門クリニックより一般診療のクリニックの方が落ち着いたデザインが多いため、待ち時間もソワソワせず過ごせます。
また、持病や体調のことで気になることも一緒に相談した上で脱毛ができるのも、非常に安心できるポイントです。
介護脱毛を受ける際の注意点
介護脱毛を受ける際、以下のような点に注意する必要があります。
白い毛になっていないか
医療脱毛で使用するレーザーは、黒い毛にしか反応できません。
アンダーヘアが白くなってしまってからでは医療脱毛を使った介護脱毛を受けられないのが注意点です。
白髪になりやすい方、すでにアンダーヘアが白くなりかけている方は、お早めに介護脱毛をすることをおすすめします。
持病や服用中の薬が脱毛施術に影響を与えないものか
介護脱毛に関わらず、脱毛施術全般を行う際には、全てのクリニックやサロンで健康状態をチェックされます。その時、持病があったり薬を飲んでいたりすると施術を断られる場合があるのがもう一つの注意点です。
持病といってもその種類や程度は千差万別です。しかし、大手クリニックなどではマニュアルとして持病のある方=施術をお断りしないといけないという決まりがある場合もあります。
なお、当院では内科診療を行っている内科専門医が医療脱毛にも携わっていますので、持病をお持ちの方全てをお断りするのではなく、持病の種類や状態を詳しくカウンセリング・診察した上で介護脱毛の可否を判断します。
当院は、性別・国籍を問わず介護脱毛を実施
介護脱毛は、今や多くの人に認知され、多くの中高年世代の男性・女性が受けたいと考えている脱毛施術です。
介護してくれる人のために、そして自分自身がいつまでも長く健康であり続けるために、介護脱毛を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
大阪・梅田すぐのHEPナビオ6Fにある当院では、内科診療と併設して医療レーザー治療も行っており、性別や国籍を問わず介護脱毛をお受けいただくことができます。
英語・中国語に対応しており、中国語に関しては中国人の医療通訳スタッフがカウンセリングに同席することも可能ですので、海外の方でもリラックスしてお受けいただけます。
また、内科専門医が必ず事前カウンセリングに携わるため、持病の方でも体調を毎回チェックしながら安心して医療脱毛施術を済ませることが可能です。
年配の方のご来院も多く、お一人ではもちろんご夫婦やご家族でも介護脱毛に来やすい空間となっていますので、介護脱毛を検討されている方は、まずはカウンセリングだけでもお気軽にお越しください。