ご予約

ウェルネス(Wellness)とは?予防医療と健康とウェルネスの関係性を考える

column

2024.04.08
  • コラム

昨今注目されている「ウェルネス」とは一体どういった概念なのでしょうか?
意識の高い生活のことを指すのでは?と思いがちですが、実は全ての人にとって重要な概念なのです。

ここでは、ウェルネスという概念について掘り下げて紹介をしていきます。

 

ウェルネスとは

ウェルネスとは「全体的な健康状態につながる活動、選択、ライフスタイルの積極的な追求」と世界ウェルネス機構が定義しています。

ただ単に身体的に元気なこと、精神的に安定していることだけではなく、自分自身が心身ともにイキイキと、輝くように過ごす状態を目指すことという意味合いがあります。

 

また、この状態を指す言葉として「ウェルビーイング」という言葉もよく耳にするかと思いますが、ウェルネスを目指した先にある「状態」を指すのがウェルビーイングになります。

心も体も健康な状態を保つために、一人ひとりが必要とするライフスタイルや環境を選び、行動していくことは、生きがいを感じ、幸福感を得るために必要不可欠だとも言えます。

 

人生100年時代とも言われる高齢化社会の日本では、特にこのウェルネスの概念を理解して、一人ひとりが生きがいを感じる生き方を送ることが重要なのです。

ヘルスとウェルネスの違い・関係性

ヘルスは健康という意味をもち、この健康というのは、WHOの定義によると「肉体的、精神的、社会的に完全に良好な状態」のことを指します。

しかし、一般的に「健康な状態」「ヘルス」などという言葉は、疾病がない心身の状態に対して使うケースが多々見受けられます。

 

ウェルネスを体現するためには、健康状態が良好であることが必要不可欠です。

まずは病気がなく心身ともに良好であること。その上で、自分が理想とする生き方を体現していくことで、ウェルネスを実現することができます。

要するに、ヘルスはウェルネス実現のための基礎だと捉えると良いでしょう。

ウェルネスを実現するために予防医療が必要不可欠

ウェルネスを実現していくには、先述したとおり「ヘルス(健康)」が良好でないといけません。

そこで重要なのが、病気にならないように「予防」することです。

ウェルネスを実現するにあたり、健康管理を怠ってしまうといつまで経っても自己実現のフェーズに進むことができません。


病気から身を守るために、元気なうちから予防のためのアクションをすることが、ウェルネス実現のカギを握るのです。

 

例えば、日常生活でできる予防医療としては、以下のようなものが挙げられます。

 

・3食バランスの良い食事をとる
・毎日1時間のウォーキングを行う
・毎年健康診断に行って身体の状態を確認する
・趣味を見つけ、仕事以外に熱中できる時間を設ける
・毎晩自分の考えを書き出し、感情を整理する

 

自分の体や心と向き合う時間をつくることで、健康維持・増進のためにどのようなアクションをすれば良いかが明確になります。

まずは身近なことでできそうなものからトライしてみてください。

ウェルネスを実現する人を増やせる医療提供を

「医療機関」「クリニック」というと、どうしても病気になった人が通う場所だというイメージがまだまだ強いかと思います。

しかし、病気になる前の人ができる取り組み、病気にならないようにするための医療提供というのもたくさんあるのです。

 

健康診断などの検診やワクチン接種、美容点滴、医療レーザーなどの予防医療に注力している当院は、健康な人が健康に向き合うきっかけをつくり出す必要があると考えています。

ウェルネスという概念が浸透してきつつある今だからこそ、一人ひとりが生きがいを持って輝ける社会を、予防医療の立場からサポートしていければ幸いです。

 

ご自身の健康維持・増進に必要なアクションが具体的に何かがわからない…という方は、お気軽にご相談ください。

心身ともに豊かで、イキイキと実りある人生を送りましょう!

RECOMMENDおすすめ記事