麻疹の感染に伴う、抗体検査・ワクチン接種のご案内
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- お知らせ
現在、国内各地で麻疹（はしか）の感染が確認されています。
麻疹ワクチンは2回接種することで十分な抗体がつくられますが、お生まれになった年代によっては1回のみの接種、接種なしの方もいらっしゃいます。
麻疹に感染された方の多くは、
・1回しかワクチン接種をしていない方
・一度もワクチン接種をしていない方
であることが報告されています。
■1972年9月30日以前にお生まれの方
一度も接種していない可能性が高いです。
1978年10月1日から定期接種が開始されましたが、自然感染によって免疫を十分に持っている方以外は、計2回のワクチン接種を推奨します。
■1972年10月1日〜1990年4月1日にお生まれの方
定期接種が1回だった世代です。
免疫を十分持っていない可能性がありますので、1回の追加接種を推奨します。
■1990年4月2日〜2000年4月1日にお生まれの方
特例措置対象者（※）に相当する世代です。
対象時期に2回目の接種をしていない方も多いため、合計2回の接種がまだの方は1回の追加接種を推奨します
■2000年4月2日以降にお生まれの方
定期接種として2回接種をしている世代です。
これまでに2回の接種をまだしていない場合は追加接種を推奨します。
※特例措置対象者とは
2008年4月1日から5年間の期間限定で実施された措置の対象者のことで、麻疹風疹混合ワクチンの定期接種対象者が第3期（中学1年生相当）、第4期（高校3年生相当）にも拡大され、2回目のワクチン接種が可能でした。
麻疹に感染したことがなく、かつワクチン接種を2回行っていない方は、抗体検査および麻疹ワクチンの接種が推奨されます。
しかしながら現在、日本国内で流通している麻疹ワクチンが出荷停止となっており、十分な供給量がございません。
そのため、今のうちにまずご自身の体に麻疹抗体があるかどうかを抗体検査で確認しておくことがおすすめです。
なお、麻疹ワクチンを2回接種している方でもご不安のある方は抗体検査をご受診ください。
■麻疹抗体検査
4,400円（診察料・税込）
抗体検査の詳細はこちら
https://grandclinic.or.jp/examination/antibody
麻疹ワクチンは、製造再開され次第改めてご報告いたします。
（麻疹・風疹混合ワクチン／麻疹・風疹・ムンプス混合ワクチンは院内にございます。）
