生活習慣病になると、どんな病気にかかりやすい?気をつけるべき疾患と予防法
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生活習慣病に気をつけましょうという言葉は、さまざまな場面で耳にすることが多いかと思います。
しかし、実際に生活習慣病にかかってしまうとどういった症状や病気を発症してしまうのかについて、正しく理解できていない方は少なくありません。
今回は、生活習慣病になると発症しやすい病気やその予防法について詳しく解説していきます。
生活習慣病とは
生活習慣病とは、不規則な生活習慣や食事、運動不足、喫煙、飲酒などが原因で発症する慢性的な病気の総称です。
厚生労働省によると、生活習慣病は日本人の死亡原因の多くを占めており、放置すると重篤な合併症を引き起こす危険があります。
生活習慣病の主な要因には以下のようなものがあります。
- 脂質や糖分、塩分の多い食生活
- 運動不足
- 喫煙・過度な飲酒
- 睡眠不足やストレスの蓄積
これらの習慣が長期間続くと、血管や内臓に負担をかけ、さまざまな疾患を引き起こすことになります。
生活習慣病になるとかかりやすい病気
生活習慣病になってしまうと、具体的には下記のような病気にかかるリスクが高くなります。
① 高血圧症
塩分の摂りすぎや運動不足、ストレスなどで血圧が高い状態が続くと、「高血圧症」になります。
高血圧は自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに動脈硬化や心臓病、脳卒中などを引き起こす危険があります。
ポイント:血圧は定期的に測定し、減塩を意識することが大切です。
② 糖尿病
糖分の摂りすぎや肥満、運動不足によって血糖値が慢性的に高い状態が続く病気です。
糖尿病は進行すると、網膜症(失明の原因)、腎症(人工透析の原因)、神経障害などの合併症を引き起こします。
ポイント:バランスのとれた食事と、1日30分程度の有酸素運動が予防のカギです。
③ 脂質異常症(高脂血症)
血液中の悪玉コレステロール(LDL)や中性脂肪が増え、血管内に脂質がたまる病気です。
放置すると動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。
ポイント:揚げ物やスナック菓子などを控え、青魚や野菜中心の食生活を心がけましょう。
④ 動脈硬化
高血圧・脂質異常・糖尿病などの影響で、血管が硬く狭くなる状態です。
動脈硬化は「血管の老化」とも呼ばれ、進行すると心筋梗塞、脳卒中、大動脈瘤などを起こします。
ポイント:生活習慣病を早期に改善することが、動脈硬化予防につながります。
⑤ 脳卒中・心筋梗塞
動脈硬化が進むと、脳や心臓への血流が途絶えることがあります。
これが「脳卒中」や「心筋梗塞」で、命に関わる重大な疾患です。
ポイント:禁煙・節酒・適正体重の維持が重要。定期的な健康診断も欠かせません。
生活習慣病を防ぐための予防法
生活習慣病を防ぐためには、その名の通り「生活習慣」を改善することが予防の1番の近道です。
具体的には、下記のような予防法を心がけてみてください。
1. バランスのとれた食事をとる
- ・主食・主菜・副菜をそろえた食事を心がける
- ・塩分・脂質・糖分を控えめに
- ・野菜や食物繊維を多く摂取する
2. 定期的な運動を実践する
ウォーキングやストレッチなどの有酸素運動を週3〜5回行うことで、血流改善や肥満予防につながります。急に激しい運動をすると体に負担がかかってしまうので、無理のない範囲で継続できるものから始めることが大切です。
3. 睡眠とストレス管理
質の良い睡眠を確保し、ストレスを溜め込まないことも大切です。
深呼吸や趣味の時間を設け、自律神経を整える習慣を意識しましょう。
4. 禁煙・節酒
タバコは血管を傷つけ、アルコールは肝機能や血圧に悪影響を与えます。
完全禁煙・適度な飲酒を目指すことが生活習慣病の予防に直結します。
5. 定期的な健康診断
早期発見・早期治療のためには、年1回の健康診断を欠かさず受けることが大切です。
日々の生活習慣の改善こそ、健康への第一歩
生活習慣病は、日々の生活習慣の乱れが積み重なることによって発症します。
しかし、食事・運動・睡眠などの基本的な習慣を整えることで、十分に予防・改善が可能です。
「最近体重が増えた」「血圧が高め」と感じたら、今すぐ生活を見直すことが未来の健康へと繋がります。
自分のために、家族のために、今できることから少しずつ健康的な生活習慣を整えていきましょう。
当院では生活習慣病に関する各種検査や治療に対応が可能です。
生活習慣の乱れが気になる方や、過去に健康診断で生活習慣病を指摘されたことがある方は、これを機に一度ご自身の健康状態をチェックしてみることをお勧めします。
大きな病気を発症してからでは治療も長引きますので、なるべく早めに検査・治療に取りかかる習慣をつけていきましょう。
まずはお気軽にご相談ください。