ロタウイルスワクチン

ロタウイルスは、乳幼児を中心に発症する感染性胃腸炎のウイルスの一つです。白濁した水のような下痢や、腹痛、発熱、嘔吐などが数日間続き、重症化すると血圧低下や痙攣、脳症、急性腎不全といった重篤な疾病を引き起こす場合もあります。

現時点ではロタウイルスに対する抗ウイルス薬はなく、症状をまだ上手く伝えられない乳幼児が感染してしまうために重症化も危惧される疾患ですので、ワクチン接種による感染対策が推奨されます。

日本国内をはじめ、世界中の各地で感染が確認されています。
国や地域によらず、全ての方に感染リスクのあるウイルスですので、乳幼児のワクチン接種が推奨されます。

ロタウイルスは、経口感染あるいは感染者の糞便から感染する非常に強力な感染力をもつウイルスです。感染者の排泄物の適切な処理や消毒を徹底し、非常に入念な感染予防をする必要があります。

接種後2週間は腸重積症の初期症状に注意してください。
服用後に不機嫌が続いたり、嘔吐するなどの症状が出た場合には早めに医療機関にご受診ください。

1: ご予約時には以下の内容を事前に当院スタッフまでお伝えください。

希望するワクチンの過去の接種歴（母子手帳や接種記録）

接種証明書のご希望の有無

（海外渡航による任意接種ご希望の場合）

行き先

渡航の期間

ご出発までの準備期間

2: ご希望されるワクチンの説明書を事前にお読みください。

3: 当日は、以下をご持参の上ご来院ください。

本人確認証１点

母子手帳やワクチン接種の記録

パスポートの写し※

※接種証明書をご希望の方は忘れずご用意ください