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HPV(子宮頸がんワクチン)

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HPV(子宮頸がんワクチン)

接種対象となる人

                           

日本国内では現在、定期接種として小学校6年生〜高校1年生相当の女性(令和7年3月に終了するキャッチアップ接種は、平成9年度〜平成17年度生まれの女性)が対象となります。

性感染症を経験していない年齢での接種が望ましいですが、定期接種対象外の年齢の接種でも一定の子宮頸がん感染予防効果が期待されるため、任意接種が推奨されます。

また、男性もHPVに感染し、陰茎癌や尖圭コンジローマなどを引き起こす恐れがあるため、男性はガーダシル®️(4価)ワクチンが承認されています。


当院では、性別を問わず、接種希望者に対してHPVワクチン4価・9価の接種に対応しております。

ご年配の方の接種のご相談も受け付けておりますのでお気軽にご予約・ご相談ください。

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TEL: 06-6136-6408

子宮頸がん(HPV)とは

子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)が原因となって発症するがんで、女性のがんの中でも特に20代から30代という若い世代での感染が多く、注意が必要な疾患です。

また、ヒトパピローマウイルス(HPV)は、主に性交渉によって生殖器やその周辺の粘膜にイボをつくるウイルスで遺伝子型は150種類以上あります。
16、18、31、33、45、52、58型などのHPVはがんになりやすく、子宮頸部に感染すると子宮頸がんに進行することがあります。そのほか中咽頭がん、肛門がん、膣がん、外陰がん、陰茎がんなどの発症に関連します。

HPVワクチンを接種することで、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができ、子宮頸がんの原因の50〜70%を防ぎます。

なお、HPVワクチンはHPVの感染を予防するものですので、すでにHPVに感染している細胞からHPVを排除する効果は認められません。そのため、初めての性交渉を経験する前に接種することが最も効果的とされており、なるべく早い段階での接種を推奨します。

感染経路

主な感染経路は性交渉です。HPVを保有する皮膚の粘膜が接触することでヒトからヒトへと感染が拡大します。
また、感染は女性だけでなく男性にも確認されます。

子宮頸がんワクチンについて

ガーダシル®️(4価) シルガード®︎(9価)
接種年齢 定期:
小学校6年生〜高校1年生相当の女性
(キャッチアップ:平成9年度〜平成19年度生まれの女性)
任意:9歳以上の男女
定期:
小学校6年生〜高校1年生相当の女性
(キャッチアップ:平成9年度〜平成19年度生まれの女性)
任意:9歳以上の男女
ワクチンの種類 不活化ワクチン(国内) 不活化ワクチン(国内)
接種回数 3回 3回
(15歳未満で接種開始した場合は2回接種可)
接種料(診察費・税込) キャッチアップ:無料
任意:17,000円/回
キャッチアップ:無料
任意:39,000円/回
他ワクチンとの同時接種
注射の方法 筋肉 筋肉
副反応 稀に発熱や接種した部位の痛みや腫れ、注射による痛み、恐怖、興奮などをきっかけとした失神などが起こる場合があります。 稀に発熱や接種した部位の痛みや腫れ、注射による痛み、恐怖、興奮などをきっかけとした失神などが起こる場合があります。
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ワクチン接種時の注意事項

まれに発熱や接種した部位の痛みや腫れ、注射による痛み、恐怖、興奮などをきっかけとした失神などが起こる場合があります。
ご不安なことがございましたらお気軽にご相談ください。

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